新アイアン、ライ角調整…原因は? 2026/01/11
アイアンを新しくしたお客様から、ロフトを1~1.5度立てて欲しいとの依頼がありました。
ヘッドは地クラブメーカー製で、ソール形状に特徴があります。
地クラブメーカーのアイアンヘッド 地クラブメーカーのアイアンヘッド

「5番が25度」にこだわりがあるようでしたので、カタログで調べました。
カタログ数値と調整予定数値が下表になります。
   4  5  6  7  8  9  P
 カタログロフト(度)  23.0  26.0  30.0  34.0  38.0  42.0  46.0
 カタログライ角(度)  60.5  61.0  61.5  62.0  62.5  63.0  63.5
 調整後予定ロフト  22.0  25.0  29.0  33.0  37.0  41.0  45.0

作業に入る前に実際のロフト・ライ角を調べると、数値がカタログ値と大きく違います。
特にライ角。
   4  5  6  7  8  9  P
 調整前ロフト(度)  24.0  26.9  31.0  34.4  38.5  42.0  46.3
 調整前ライ角(度)  61.5  61.9  61.8  62.4  62.8  62.9  64.2

お客様に連絡し、ロフトは予定数値に、ライ角はカタログ値に調整することになりました。


今回のヘッド、メーカーHPでホーゼル内径を見ると、9.2㎜。
シャフトがUSTマミヤのATTAS 115S、このシャフトはチップ径が9.3㎜です。
組み立てがどこで行われたのか分かりませんが、ホーゼル内径を広げないとシャフトが入りません。
このホーゼル内径を広げる段階で問題(大きすぎる)があった可能性が考えられます。

個人売買サイトで購入のスリーブ付きシャフト、?が多い  2026/01/11
Mサイトで購入したスリーブ付きシャフト。
「スリーブ部分が壊れているので、手持ちスリーブ(シャフトを抜いて再利用)に交換して欲しい」という依頼です。
確認すると、スリーブ先端のリングが無くなり、本体の調整用凹凸リングも無くなっています。
破損スリーブ
さらにグリップはほぼ90度捩じれています。
グリップの大きな捩じれ

取り敢えず作業に入ります。
グリップを外し、スリーブを抜くと!
接着長が5.58しかありません。
極端に短いスリーブ接着長
下画像は再利用のために純正スリーブを抜いた時の物。
純正スリーブを抜いた時の接着長

スリーブの中を見ても特に何かが詰まっている訳ではないので、長さを出すために接着長を短くしたようです。
シャフト先端位置にあった
接着剤の残り
スリーブ内部の様子

シルバーに見えるのが
スリーブの底

「スリーブの付け方、グリップの捩じれ」で購入シャフトの安全性に疑問が残り、長さが予定より短くなることもあり、今回は保留としました。

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