- 何故?なカーボンシャフトチップ側の切り傷 2025/05/24
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アイアンセットのシャフト交換依頼がありました。
持って来られたのは中古のアイアン用カーボンシャフト『ミツビシ ディアマナ Thump i465 S』でグリップ付きです。
グリップ再利用希望なのでグリップを抜き、チップ側穴に何か詰まっていないか確認、ホーゼル内挿し込み長確認等をしていくと、7番用シャフトでチップ側の塗装を取った堺部分にノコギリで切ったような傷がありました。
キズは(赤部) ではなく右図 のような感じです。
9番用にも1㎜位の小さな傷があります。
お客様に連絡し、一旦保留です。
- ロフト角が4度以上曲げられたナイキアイアン 2025/05/23
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アイアンの場合、使う人の身長や構え方などでライ角を多めに曲げることはあります。
しかし、ロフトは微調整程度が多いです。
今回持ち込まれたアイアンは古いナイキ VR TW です。
お客様によると、「お知り合いの方から譲ってもらったとのことで、他店でPWのロフトを調べてもらったら42度になっていて、46度に調整してもらったが心配なので、他の番手を見てもらいたい」と持ってこられました。
ロフト・ライ角を調べると
5 6 7 8 9 調整前ロフト角 24.0 27.7 31.5 35.5 39.0 調整前ライ角 61.8 61.3 62.5 62.1 63.0 カタログロフト角 27.0 31.0 36.0 39.0 43.0 カタログライ角 61.0 62.0 62.5 63.0 63.5
ロフトは3~4度立てられ、ライ角も不揃いです。
このアイアンは、ロフトを立てて距離を出すタイプのもので無いことはお客様も承知でしたので、ライ角と一緒にカタログ値に戻しました。
懐かしい!
私がNikeにいた頃のクラブです。
- 長尺パター、ライ角変更・まさかの90度 2025年1月27日 ・追加30日
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パターのライ角調整依頼がありました。
ピン型ヘッドパターと、長尺パターです。
ライ角を90度にして欲しいとの事。
違反パターになるとお話ししましたが、遊びで使うということで了承。
ピン型はその場で曲げましたが、長尺はお預かりということにしました。
ネック部分を見ると、シャフトがヘッドに入っているようですが、1%の可能性でオーバーホーゼルを期待してシャフトを抜くことにしました。
今回のヘッド オーバーホーゼル
シャフトが刺さるタイプのため、シャフトチップ側を曲げ、何とか90度に
今回は運が良く、シャフトに大きなダメージを与えることはありませんでしたが、次もうまくいくかは不明。
<追記>1月30日
後日、このお客様が違うパターを持って来店しました。
ライ角を同じ90度にして欲しいとの希望でしたが、このパターは80度までは曲がりましたが、その先はビクともしなく、折れそうなので止めました。
(お客様の前での調整のため、写真が撮れませんでした。同じ素材・ネック形状の写真を載せます。)
前回曲げたピン型パターは、およそこんな感じでネック部分が曲がりました。
元形状
➡➡➡ ネック部分が曲がる(画像加工が😂)
- アイアンシャフト、セット間のステップ位置が不揃い 2025年1月27日
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昨年の画像整理で出てきたものなので、細かい数値などはハッキリしません。
シャフト交換で抜いたものですが、グリップ側を下にして並べるとステップ位置が揃いません。
シャフトチップ側で揃えた場合はステップ位置が段々になるのですが、その間隔も同じにならない。
<おまけ>
同じく昨年の画像から
以前にシャフト交換をしたと思われますが、ソケット上部にたくさんの擦り傷。