- フェアウェイウッド、2個ともホーゼル内径が9.0㎜ 2025/09/29
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レディース用フェアウェイウッドのヘッド交換です。
現在使用中ヘッドがスリクソン Z-STEEL Ⅱ(4w)でヘッドが重く感じるので、キャロウェイ レディース用 filly(5w)に交換して欲しいとのことでした。
≪使用ヘッドとシャフト(USTレディース)の経緯は伺っておりません≫


Z-STEEL Ⅱ(2007年) filly(2015年)
早速スリクソンヘッドを抜き、重さを測ると213グラム。持って来られたfillyは203.1グラム。
10グラムの差があるので、単純に計算するとバランスが5ポイント軽くなり、ご要望通りになりそうです。
fillyのホーゼル内を確認すると、ホーゼル底の蓋が無いので、プラスチック製蓋を入れます。

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ホーゼル内をクリーニングして内径を測ると、9.0㎜。
シャフトチップ径が8.5㎜なので、アルミ管使用。
出来上がったクラブは、41.25インチ、C6.6、241cpmでした。
スリクソンヘッドを抜く時に接着剤が多いと感じましたが、ざっとホーゼル内を掃除すると、内径が太そう。
ノギスで測ると、9.0㎜です。
抜いた時にはセル管やアルミ管は使われていませんでした。
1年位前に、練習場内の工房で組んでもらったとのことでしたが、これはいけません。

また、もう一つ気になる事で、ソケットにペンチで挟んだような跡があったことです。

赤い四角内のキズ跡が元からあったもの。
(表裏)
- アイアンシャフト、調整用重りがシャフト先端から0.25インチ出ている 2025/09/09
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今回はD社のアイアンシャフト交換です。
下の6日記でも取り上げたように、D社もホーゼル内の重りがシャフト先端に収まっておらず、先端から0.25インチ離れていました。
(6日記でも書きましたが、海外製は随分前からこの仕様が多かったのですが、せいぜい⅛インチ位でした)

ホーゼル内挿し込み長は1.25インチ。
↓↓↓ 
D社・B社共、シャフトを抜くのに時間がかかりました。
接着剤がより強力になっているのでしょうか?
重りがシャフトと一緒に出てくるように注意していたのですが、3本はホーゼル内に残ってしまい、加熱&マイナスドライバーでこじっても出てこないので、ドリルで削り出しでした。
下画像は6日記B社でのものです。(1本削り出し)

尚、D社・B社のアイアンをネットで調べていると、両社共、クラブ長表示が60度法になっていました。
- 中古アイアンシャフト、6番からPWまでのセット購入でシャフトの長さ表記が「38.5・38.0・37.5・37.0・37.0」 2025/09/06
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B社アイアンセットのシャフト交換依頼です。
番手は6番~PWまでの5本。
現在のDG X100シャフトを、中古購入したDG EX S200に換えて欲しいとのことでした。
長さやスイングウェイト等を話している途中で、9番用とPW用シャフトの一番下のステップ位置が同じことが発覚。
シャフトには青いテープに番手が書いてあります。


このシャフトはT社アイアンに使われていたもので、グリップを外してみました。
(文字が逆さです)
見ると、上から385・38・375・37・37となっています。
当然、下2本のステップ位置は揃っています。
お客様は、「このまま組んでもらってOK」とのことでした。
組み上がり後の振動数は下の通りです。
6 7 8 9 P 振動数 337 341 350 358 359
※
B社アイアン、シャフトチップ側の重りがシャフト先端から離れている
(海外製は以前からこの仕様がありましたが、日本製はシャフト先端についていました)

シャフト先端と重り端までは1/8インチ
(アイアンホーゼル内の挿し込み長は1.25インチ)
上画像で赤いのは、アップライトにならないように入っている細いプラスチック(全番手)
- ホーゼル内径9.4mm+のUT 2025/08/29
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UTのシャフト交換ですが、チップ径9mmのスチールシャフトが使ってあり、当然隙間を埋めるシム(今回はアルミ管)も使ってあります。
ホーゼル内を綺麗にするのに手間がかかりました。
・今回のヘッド

・取り出したアルミ管の一部

・バランス調整のウェイトは
M社が使っているもの

・ホーゼル内の掃除、第1段階
アルミ管の残りが残っている

・ヤスリなどを使って
アルミ管を取り除く

- 斜めになった切り口のシャフト、グリップエンド側 2025/08/29
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グリップを外した時の画像です。切り口が斜め!

- グリップのねじれ 2025/08/29
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バックライン無しのグリップでも気になります。

- カーボン製アイアンシャフト、チップ側穴の大きさが違う 2025/08/29
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メモが残っていないので何番かは分かりませんが、1本だけ穴が細いです。
(シャフトを抜いた時に、チップ側に接着剤が入っていたのは2本)


細いプラスドライバーを入れたところ、1本は入りませんでした。
上画像では分かりづらいですね😭

- たまに見かける両面テープの代用品 2025/08/29
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梱包用テープ?

- 何故?なカーボンシャフトチップ側の切り傷 2025/05/24
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アイアンセットのシャフト交換依頼がありました。
持って来られたのは中古のアイアン用カーボンシャフト『ミツビシ ディアマナ Thump i465 S』でグリップ付きです。


グリップ再利用希望なのでグリップを抜き、チップ側穴に何か詰まっていないか確認、ホーゼル内挿し込み長確認等をしていくと、7番用シャフトでチップ側の塗装を取った堺部分にノコギリで切ったような傷がありました。


キズは(赤部) 
ではなく右図 
のような感じです。
9番用にも1㎜位の小さな傷があります。

お客様に連絡し、一旦保留です。
- ロフト角が4度以上曲げられたナイキアイアン 2025/05/23
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アイアンの場合、使う人の身長や構え方などでライ角を多めに曲げることはあります。
しかし、ロフトは微調整程度が多いです。
今回持ち込まれたアイアンは古いナイキ VR TW です。

お客様によると、「お知り合いの方から譲ってもらったとのことで、他店でPWのロフトを調べてもらったら42度になっていて、46度に調整してもらったが心配なので、他の番手を見てもらいたい」と持ってこられました。
ロフト・ライ角を調べると
5 6 7 8 9 調整前ロフト角 24.0 27.7 31.5 35.5 39.0 調整前ライ角 61.8 61.3 62.5 62.1 63.0 カタログロフト角 27.0 31.0 36.0 39.0 43.0 カタログライ角 61.0 62.0 62.5 63.0 63.5
ロフトは3~4度立てられ、ライ角も不揃いです。
このアイアンは、ロフトを立てて距離を出すタイプのもので無いことはお客様も承知でしたので、ライ角と一緒にカタログ値に戻しました。
懐かしい!
私がNikeにいた頃のクラブです。
- 長尺パター、ライ角変更・まさかの90度 2025年1月27日 ・追加30日
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パターのライ角調整依頼がありました。
ピン型ヘッドパターと、長尺パターです。
ライ角を90度にして欲しいとの事。
違反パターになるとお話ししましたが、遊びで使うということで了承。
ピン型はその場で曲げましたが、長尺はお預かりということにしました。

ネック部分を見ると、シャフトがヘッドに入っているようですが、1%の可能性でオーバーホーゼルを期待してシャフトを抜くことにしました。
今回のヘッド 
オーバーホーゼル 
シャフトが刺さるタイプのため、シャフトチップ側を曲げ、何とか90度に


今回は運が良く、シャフトに大きなダメージを与えることはありませんでしたが、次もうまくいくかは不明。
<追記>1月30日
後日、このお客様が違うパターを持って来店しました。
ライ角を同じ90度にして欲しいとの希望でしたが、このパターは80度までは曲がりましたが、その先はビクともしなく、折れそうなので止めました。
(お客様の前での調整のため、写真が撮れませんでした。同じ素材・ネック形状の写真を載せます。)

前回曲げたピン型パターは、およそこんな感じでネック部分が曲がりました。
無茶と言えば無茶ですね。元形状

➡➡➡ ネック部分が曲がる(画像加工が😂)

- アイアンシャフト、セット間のステップ位置が不揃い 2025年1月27日
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昨年の画像整理で出てきたものなので、細かい数値などはハッキリしません。
シャフト交換で抜いたものですが、グリップ側を下にして並べるとステップ位置が揃いません。


シャフトチップ側で揃えた場合はステップ位置が段々になるのですが、その間隔も同じにならない。


<おまけ>
同じく昨年の画像から
以前にシャフト交換をしたと思われますが、ソケット上部にたくさんの擦り傷。



