ゴルフクラブに関する話・他 / 2018-Part 8
今週のデルテクノロジーズ選手権(Dell Technologies Championship)プロアマの30日、タイガーが使っていたパターは「TaylorMade
TP Collection Black Copper Juno」でした。 市販品と比べると、ヘッドからシャフトに繋がるネック部分後ろ側のギザギザ(縦のライン)と「TP」の色が違っていますが、よく見るとトップラインにある印が市販品では線ですがタイガーのは丸い点のようです。
今までの「TaylorMade TP Collection Black Copper Ardmore 3」は今年6月の the Quicken Loans National から使い始めたのですが、まだエースパターの「Scotty Cameron Newport 2 Prototype」には戻れないようです。 今までのパター(TaylorMade TP Collection Black Copper Ardmore 3)を使うタイガー |
ザ・ノーザントラストからウッドシャフトを Diamana D+ に変えたタイガーですが、ドライバーとフェアウェイウッドのシャフト向きが違っています。 ヘッドのスリーブがスタンダード位置の時にシャフト・グリップを裏向きに入れ、その後スリーブの向きを変えたようです。 下写真は今年の5月に行われた Wells Fargo Championship 時の物ですが、ディアマナシャフトロゴとグリップ向きを見るとドライバーのスリーブ向きは同じようです。
フェアウェイウッドを見ると、シャフトロゴとグリップロゴはほぼ真後ろか少し下を向いているように見えます。 |
カナディアン・パシフィック女子オープンで優勝したブルック・ヘンダーソン(Brooke Henderson)は、 男子プロのトミー・フリートウッド(下段・8/4記)のように全クラブを短く握っています。 彼女の使用クラブのスペックは ドライバー、長さ:48インチ・バランス:D8 3W、長さ:44.5インチ・バランス:D5 グリップ、aqua+1wrap(太さ -1/64"+1巻) と独特なクラブになっています。 ウッドの長さを考えると短く持つのも分かりますが、初めからクラブを短めに作らないのは彼女なりの考えがあるのでしょう。 遡って見ていくと、2015年頃からドライバーを短く持つようになっていますが、2014年は普通にドライバーを握っています。 これは当時のドライバーの長さが短かったためでしょうか。 同試合のアイアンは短めに握っています。 トミー・フリートウッドが使っているドライバーなどの長さは残念ながら不明です。 |
来シーズンのツアー出場権をかけた入れ替え戦(4試合・ウェブドットコムツアーファイナル)には片岡大育選手も出場していますが、第一戦のネーションワイド・チルドレンズホスピタル選手権(Nationwide
Children's Hospital Championship)では John Peterson 選手が15番ホールでやってしまいました。
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8月10日記のナイキアイアンの件ですが、その後の情報が入ってきません。 今週のザ・ノーザントラスト初日はタイガー・ウッズとの組み合わせで、タイガーが以前使っていたアイアン「TGR」や現在のテーラーメイド「TW-Phase1」の情報を聞いたのでしょうか。 ライダーカップにはフリートウッドとポール・ケーシーも出場するでしょうから、その時に何らかの進展があるのか。 |
昨日はリードがアイアンをキャロウェイからミズノに変更か?と書きましたが、今大会初日のアイアンは MB 1 で変更はありませんでした。 |
今年のマスターズで優勝したパトリック・リードはキャロウェイのMB 1アイアンを使ってきましたが、ゴルフ・プライドのツイッターを見るとミズノに変更?と思われる投稿がありました。
ゴルフ・プライドのツイッターには、「the Masters champion」とだけあり名前は出ていませんが、写真のアイアンに刻まれた刻印も合わせて考えると パトリック・リードと思われます。 ★今日時点ではリードの写真で確認出来ていません★
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ザ・ノーザントラストでの写真を見ると、タイガーの3Wシャフトもドライバーと同じ Diamana D+ です。 |
タイガーは2018年シーズンを「テーラーメイド M3 ヘッド」と「ミツビシ Tensei CK Orange 70TX シャフト」で戦ってきましたが、ザ・ノーザントラスト練習日に使っていたシャフトは「Diamana
D+ White Board」でした。 また、M3のソールウェイト位置も変更していますが、ロフトを1度上げたとの情報もあります。
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インパクト直前のドライバーシャフトのしなり具合写真が雑誌などに載りますが、プレーヤーによっては大きな違いが見られます。 最近の有名選手の動画をご覧ください。(ツイッターサイトの動画はもう少し大きなサイズです) ●あまりシャフトをしならせないスウィング
●シャフトが大きくしなるスウィング
タイガー・ウッズ、他の日のスウィング・・・https://twitter.com/PGA/status/1028389695191801856 タイガー・ウッズ、アイアン・・・https://twitter.com/PGA/status/1028380061152423936 |
全米プロゴルフ選手権では惜しくも2位に終わったタイガーですが、テーラーメイドのツアー・プリファード UDI 2番のシャフトを試合二日目(10日)にミツビシ
テンセイ オレンジ から ダイナミックゴールド AMT へと変更しています。 タイガーはナイキ時代から長いこと2番アイアンのシャフトは「Project X PXi 7.0」でしたが、今年の6月から「ミツビシ テンセイ ホワイト」に変更し、7月の全英オープンから「ミツビシ テンセイ オレンジ」にしていました。 今回はトーナメント中での珍しい変更でした。
タイガーの全米プロ最終日、スコアを伸ばしてきた17番でまさかのミスショット。クリーク脇に飛ばして激怒です。 |
ブルックス・ケプカ(Brooks Koepka)が今年の全米オープンに続き全米プロでも優勝しました。 Part 7の7月23日記で「今年のメジャー3戦優勝者はクラブ契約フリー&ウェアはナイキ」を書きましたが、ナイキには選手を見る目があったということでしょうか。 ブルックス・ケプカ、普通の写真でも腕の太さが分かりますが、マジか!という写真があります。
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トミー・フリートウッド(Tommy Fleetwood)
●アイアン編 フリートウッドが使っているアイアン VR Pro は手持ちの最後のセットで、大きなキズがつかないように大事に使っています。 一方、このアイアン VR Pro はまだポール・ケーシーがスペアとして新品セットを持っています。 VR Pro を手に入れたいフリートウッドと手放さないケーシー、この関係がゴルフ情報サイトに幾つも載っています。 詳しくは下記サイトをご覧ください。
●賞金編 第147回全英オープン(The 147th Open Championship)で12位タイに入ったイングランドのトミー・フリートウッド(Tommy Fleetwood)。 その賞金15万4000ドルがアメリカ・フロリダ州のリゾートクラブでプロとして働く同姓同名のトミー・フリートウッドさんの口座に振り込まれてしまいました。 アメリカのフリートウッドさんが過去に欧州下部ツアーに出場した事があった為の事務的ミスのようです。 詳細は下記サイトをご覧ください。 ・usatoday.com:Wrong Tommy Fleetwood gets British Open payout of $154,000; he does self-report the error ・golfdigest.com:Tommy Fleetwood's British Open earnings got deposited into the wrong Tommy Fleetwood's bank account? Yes, apparently it's true |
当サイト5月1日記「溜まっている画像」内の“クリーブランドウェッジ”の詳細が分かりました。 RTX-3刻印のままでトレーリングエッジ処理が違うウェッジには「Cleveland RTX 4」と書かれています。
※追記 08/11
他、目に付いたウェッジ ●RTX 4 と同じ様な処理をした Brian Harman のボーケイウェッジ&テーラーメイドウェッジ ●ソールを大きく削り、減った重量(+α)を鉄の溶接で補ったウェッジ
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今年は Abu Dhabi Championship で優勝し、最近も比較的上位にいるトミー・フリートウッドですが、彼の特徴は風貌だけでなくクラブを握る位置も独特です。 幾つもの写真を見る限り、ほとんどのクラブでグリップエンド側を余し短めに握っています。 そんな彼が使っているクラブは フェアウェイウッドが Nike Vapor Fly 、アイアンは Nike VR Forged(#4) と Nike VR Pro(#5~#9) 。 6月の全米オープン時のインタビューでは、「今使っているアイアンの溝がすり減ってきているが、新品はあと1セットしか残っていない。岩などがあってアイアンが傷つきそうなときは、替えの効くウェッジでフェアウェイに戻す」と話しています。 遡って写真を見ると、アマチュアの時からナイキのクラブを使い続けており、髪の毛ショートで髭無し、初々しい姿があります。 下写真は2008・2009年の物ですが、当時は短く握る時もあれば長い時もあったようです。
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アメリカのゴルフダイジェストサイトに「Hit It Like Hideki Matsuyama」--What you can learn from
Hideki Matsuyama's smooth swing-- というページがあります。 ---https://www.golfdigest.com/story/hit-it-like-hideki-matsuyama 「英樹のように打て」ということでスウィングに関する記事なのですが、これに対応するような動画がPGAのツイッターに上がっています。
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松山は練習日から色んなヘッド、シャフトを試していました。 (ヘッド:ピン「G400 LSテック」・キャロウェイ欧州限定「XR SPEED」、シャフト:フジクラ「スピーダーエボリューションV」・USTマミヤ「ジ・アッタス」など) 結果、初日に使ったクラブはキャロウェイのXR SPEED 9度+グラファイトデザイン DI となりました。 XR SPEED は欧州限定クラブで、チタンヘッドの XR 16 に対し、クラウン部にカーボンが使われています。 |
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先週の RBCカナディアン・オープン で優勝したダスティン・ジョンソン。 最近の数試合は「Project X HZRDUS Black」を使っていたのですが、使いなれたスピーダー・エボ2に戻しての優勝でした。 Speeder661 Evolution 2.0 Tour Spec は長く使い続けており、今年のヘッドはM4中心ですがM3も使ったことがあります(ジェネシス・オープンではM3で優勝)。 全英オープン 16日練習日と本選は Project X HZRDUS Black 全英、15日練習日 フジクラ アトモス ツアースペック・ブラック? 少し前の写真を見ていくと U.S.オープン本戦・プロジェクト X、6/12練習日・スピーダー、 FedEx St. Jude Classic(ダスティン優勝)・M4+スピーダー、 THE PLAYERS Championship・M3+スピーダー、 RBC Heritage・M4+スピーダー、 となっています。 ヘッドに関しては「M4の方が低い弾道でコントロールが効く」と話しているようですが、シャフトに関するコメントが見当たりません。 |