ゴルフクラブに関する話・他 / 2023年 Part 2
ボールが濡れた状態ではショット時のスピン量が減ることを多くの人が知っていますが、ウェッジでこのテストをした記事が mygolfspy サイトに載っています。(記事は2022年10月)
テスト結果では11モデルがスピン量の減少を10%以下に抑えているのはさすがです。 特に、PING Glide 4.0 はスピン量・打ち出し角共に例外的な存在です。 この記事とは別に、他の要素を加えて『2022 MOST WANTED WEDGE』ページがあります。 気になる方はこちらもご覧下さい。 |
前週のフェニックスオープンでもステルス2プラスドライバーをテストしていたマキロイですが、今週初日に使ったドライバーはステルスプラスでした。 ★前週(フェニックスオープン)テスト時のクラブ写真→GolfWRX:Rory McIlroy - WITB - 2023 Waste Management Phoenix Open しかし、二日目に手にしたドライバーはステルス2プラスです。
※マキロイのウェッジ360度動画 |
欧州男子ツアーのタイクラシックに出場中の比嘉一貴・金谷拓実両選手の使用クラブ写真が、SNS上に載っています。 また、同大会出場の Thomas Aiken は古いナイキのクラブ SQfwを使っています。 |
フジクラのアイアン用新シャフト AXIOM が発表されました。 AXIOM アイアンシャフトは、VENTUS と VENTUS TR の両方に搭載されている VeloCore テクノロジーを採用しており、3月からの販売です(日本発売は?)。
このシャフトは上記技術の他、チップ径が.370(9.4㎜)パラレルで3通りの長さ(LP’ロングアイアン用=#2, #3, #4、MP’ミッドアイアン用=#5, #6, #7、SP’ショートアイアン用=#8, #9, W)で構成されています。 重量は75グラム、105グラム、125グラムの3種類です。 サイトを見ると下記のような表と記述があります。
トリミングページは、このようになっています。
これらを読むと、チップ径は.370(9.4㎜)パラレルですが、.355(9.0㎜)テーパーチップにも使えるらしいです。 で、方法は?となります。 ホーゼル内径を広げるか、シャフトチップを細く削るか、😬😰 今日時点で、同じような疑問を持ったサイトがあり、二つの解決法を提案しています。
内容は、 “多くのアイアンヘッドは.355テーパーチップシャフトを採用しています。 Axiomシャフトの機能を生かすのならホーゼル内径を.370に広げる、元のシャフトに戻すなどの可能性がある場合はシャフトチップを削る” というものです。 重めスチールシャフトを使ったアイアンは、ホーゼル内径が.355インチの事が多いですが、軽量カーボンシャフトや最近の軽量スチールシャフトを使うアイアン(特に海外製)は.370インチの場合が増えています。 シャフトチップ側を細く削るとしても、真円に近く削るのは難しい😭 そもそも、シャフト1本を三つの番手に使うということは、下の番手のチップをカットした後に長さを合わせるということで、下の番手シャフトの方が軽くなる。 このシャフトはアイアンヘッドを選ぶか、手のかかるシャフトですね。(個人の感想) |
タイガー・ウッズが使うウェッジのソール写真です。
また、タイガーはドライバー調整をスリーブで行っていますが、グリップの向きは気にしないようです。 (試合毎の幾つものドライバー写真も、下写真同様向きがスクエアとは限りません。 3wのようにスリーブ向きが決まっているクラブは、グリップ交換時にスクエアに入れる) |
ザ・ジェネシス招待に出場するタイガー・ウッズのドライバーは、昨年同様ステルスプラスです。 フェアウェイウッドもSIMと変化ありません。 タイガーと同じくロリー・マキロイもステルスプラスドライバー(既報)なのは、どんな理由なのか気になります。 |
ウェスト マネジメント フェニックスオープン優勝のスコッティ・シェフラー、彼の使うステルス2プラスドライバーのウェイト調整詳細がテーラーメイドサイトに載っています。
要約すると、(ツアースタッフ談) “ドライバーのロフトを8°にすることで、打ち出し角は思い通りになりましたが、スピン量は彼が望む数値より少し多い。 彼が持っていったステルス2プラスは、フロントウェイトが15g、バックウェイトが22gです。 トラックに戻り、レンチと異なるウェイトをいくつか持ってきました。 ウェイト変更は後方に19g、前方に18gとし、同じ打ち出し角度を維持しながらスピン量を落とすことを目指しました。 スコッティは両方のクラブを取り出し(現行の物と調整したステルス2)、2本のドライバーを打ち比べました。調整したステルス2の飛びはより平坦になり、スピン量は約200回転低下していました。 新しいステルス2で10ヤード遠くへ飛ばすことができました。” |
コリン・モリカワが使うステルス2プラスドライバーを組み上げる動画が、テーラーメイドツイッターにあります。
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GolfWRXサイトに2023 WMフェニックスオープン練習日の写真が多量にアップされています。 選手は新しいクラブを色々テストしているようで、ドライバー写真などはスリーブの向きがハッキリわかります。 一部を載せますが、下記GolfWRXサイトでじっくりとご覧下さい。
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ロリー・マキロイが今週のウェイスト マネジメント フェニックス オープン記者会見で、デザートクラシック優勝時に何故ボーケイウェッジを使っていたか、今週3番・4番アイアンをP760に変更した理由を語りました。
ざっと訳すと、 ●ジャスティン・トーマスがいつも何種類かのウェッジをいじっているのを見ていて、連絡を取り、いくつか注文しました。 ●パー5でのセカンド ショットが非常に重要。 ロングアイアンでもう少し飛距離があれば助かる。 ということらしいです。 |
今週の欧州ツアー・シンガポールクラシック出場の星野陸也、蟬川泰果選手の使用クラブ写真です。 |
ジャスティン・ローズがAT&Tペブルビーチプロアマで優勝した時の使用クラブは昨日書きました(Golfweek参考)が、GolfWRXサイトにも載りました。 GolfWRXサイトには写真が複数あり、5Wのソケットが“このサイズしかなかった?”&処理ですが、構えた時にシャフトが右側から入るようにしたため、太目のソケットを使った可能性もあります。 |
ジャスティン・ローズがAT&Tペブルビーチプロアマでクラブを変えたことは4日記事に載せましたが、詳細が分かりました。
ローズのレッスンもありました。
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ブライソン・デシャンボーのクラブというと、コブラでしたが、アジアンツアー PIFサウジインターナショナルで手にしたドライバーはテーラーメイド
ステルス2プラスでした。 |
昨年11月に『JS』刻印が入ったアイアンを使用したジャスティン・ローズ。 ウッド類はテーラーメイド M2ドライバーにM6フェアウェイウッドと古い構成でしたが、今年はキャロウェイ PARADYMを使っています。 ※写真を何枚か見たのですが、♦♦♦が見えません。(バージョン違いでこの型があります)
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ロリー・マキロイがヒーロー ドバイ デザートクラシックでボーケイウェッジを使ったことは先月末に書きましたが、使用クラブの写真がありました。 |