ゴルフクラブに関する話・他 / 2021年 Part 4
当サイトで時々掲載するクラブを短く持つ選手の記事。 (先週の女子ツアーは、日米共クラブを短く持つ選手が2位 2020/09/14 など) 先週のヒューゲルAirプレミア LAオープンではそのブルック・ヘンダーソンが優勝しました。
※ブルック・ヘンダーソンの身長は163cmです。 |
3月15日記では「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤ、プレーオフ二人のパターはTM「トラス」シリーズ」を書きましたが、今週のフジサンケイレディスクラシック写真を見ると、このテーラーメイド・トラスパターシリーズを使う選手が増えています。
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今週のLPGAの試合(フジサンケイレディスクラシック&ステップアップツアー・九州みらい建設グループレディース窓乃梅カップ)写真を見ていると、珍しいドライバーを使う選手がいました。
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トミー・フリートウッドは今年テーラーメイドと契約しましたが、パターはオデッセイを継続して使っていました。 今週のRBCヘリテージでは、テーラーメイドのプロトタイプパターを使っています。
GolfWRXサイトの写真を見ると、パターのソールには『TP COLLECTION BANDON 1』と刻印されています。 このパターは、現在発売中の TRUSS TM1 のネックを一般的なクランク形状にした感じです。 |
松山英樹がマスターズで使ったパターはスコッティキャメロン ニューポート2+ラムキン ディープエッジ フルコードグリップです。 松山が使うパターのヘッド形状は基本ピン型ですが、ヘッドが変わってもグリップはスコッティキャメロンを使っていました。 しかし、3月のアーノルド・パーマー招待ではグリップをゴルフプライドに変更しています。 ※当サイト 2021/03/04記 「松山英樹、アーノルド・パーマー招待でパターグリップを「Golf Pride」に変更」 その後、同月のWGCデルテクノロジーズ マッチプレーで5種類以上のパターをテストして決めたのが今回のパターです。 ※2021/03/24記「松山英樹、WGCデルテクノロジーズ マッチプレーで複数パターをテスト」 ※2021/03/25記「松山英樹、WGCデルテクノロジーズ マッチプレー初日のパター」 追加画像
また、ドライバーシャフトはグラファイトデザイン TUA-AD DI 8 でほぼ決まっていますが、そのシャフトも微妙にセッティングを変えている(チップカット等)可能性があります。 下写真を見ると、同じ長さのドライバーシャフト単体が5本あります。
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いつも練習場にたくさんのクラブを持ち込んでいる松山英樹。 マスターズ優勝時に選んだクラブは以下の通りです。
上記使用クラブ詳細の中で気になるのは、アイアンシャフトがDG S400なのに対し、52度以外のウェッジシャフトが X100になっている点です。 ツアー選手のシャフトを見ると、多くの選手がアイアンDG X100、ウェッジ S400のような組み合わせで、松山は長いことアイアン・ウェッジ共に S400を使っていました。 このウェッジシャフト変更は今年になってからのようです。 GolfWRXサイトの1月6日記事「WRX Insider: An exclusive and very rare look inside the bag of Hideki Matsuyama」は、松山のクラブについてスリクソン関係者とのやり取りを書いたものです。 この中での注目を幾つか挙げると
会話の記事中には出てこないのですが、クラブ構成詳細部分に『※Hideki found in testing that a stiffer profile in his wedges suited his launch preferences.』と書いてあります。 重めのドライバーシャフトを好んだりと、松山独特の感覚なのでしょう。 |
●早藤将太キャディ
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松山は3日目に65のスコアを出しトータル11アンダー、最終日は単独首位でのスタートとなります。 ●3日目の全ショット
●他
●おまけ
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マスターズ2日目、松山英樹が13番でイーグルを出した時、同組のハリス・イングリッシュが👍(サムズ アップ)動作で祝福です。 また、マスターズサイト写真を見ると、フィル・ミケルソンが8番のチップショットでバーディを取った時に同組のトミー・フリートウッドとキャディが👍をしています。(金曜写真:104・105枚目) 他 ジャスティン・ローズはラムキンと契約しているのでパター以外のグリップも当然ラムキンを使っているのですが、ロゴを裏にする挿し方です。 市販のR.E.L. ACE Justin Roseモデルはバックラインが入っているので、特注だと思われます。 ドライバーのグリップロゴ・グリップエンドの文字を見ると、8時位の位置になっているので、カチャカチャでロフト・ライ角を調整しているようです。(上記金曜写真:160・203枚目) 予選落ちとなったアマチュアの Tyler Strafaci は、男性では珍しくドライバーシャフトにフジクラ Speeder EVOLUTION Ⅱ を使っています。 |
ジャスティン・ローズは長い間パターグリップに黄緑色のFLAT CATを使っていましたが、3月からはラムキングリップ(SINKFIT PistolClaw
Polyurethane?)を使っています。
ローズのドライバーは昨日書いたように、テーラーメイドM1でした。 また、松山英樹の使うパターは、数試合前から使っているものです。 ブライソン・デシャンボーはドライバーヘッドに貼っていた鉛を少なくしています。 その他、マスターズサイトにある写真を見ていくと、 ・マット・クーチャーのパター:ベティナルディヘッドにLA GOLFの白シャフト ・ビジェイ・シン:ロングパター などがあります。 |
2021年の名誉スターターは、リー・エルダー、ジャック・ニクラス、ゲーリー・プレーヤーの3人。
リー・エルダーはヘッド:ピン G425、シャフト:ピンオリジナル Alta CB ですが、特に気になるのはグリップが廃盤になっているゴルフプライドのビクトリーなことです。 昔は皆が使っていた緑色のビクトリー。ツアー用にまだ供給しているのか、ストックか? |
ホンマとの契約を解消してから、ドライバーがなかなか決まらないローズ。 6日の練習日ではテーラーメイド M1 ドライバーを使用。 今年使ったドライバー
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デシャンボーが月曜練習日に使ったドライバーは新しいRadSpeed prototypeとの情報がありますが、写真での確認はできていません。 ソールに鉛がべったり貼ってあるので、デザイン等が分かりませんが、情報では下写真のドライバーらしいです。 |
マスターズサイトの月曜日練習写真にマキロイがロングアイアンを使っている写真があるのですが、テーラーメイド P760 のようです。(基本はP7MBアイアン) (210枚中160枚目、松山英樹の写真もあり) Photos: Masters 2021 Monday practice round |
マスターズ練習日は初日から懐かしい選手がラウンドしています。
イアン・ウーズナムは1991年にマスターズ優勝ですが、その時に使っていたクラブはマルマンでした。 また、日本では芹澤信雄や福嶋晃子などもマルマンのクラブを使用しています。 ●たくさんの写真はマスターズサイトにあります。 Photos: Masters 2021 Monday practice round |
オーガストナショナルゴルフクラブでは前日に続き、別の競技が行われました。 ファイナルには男女年齢別で80人のジュニアが出場。 ドライブ、チップ、パットそれぞれの結果をポイント制にして競い合いました。 詳細&写真は下記サイトでご覧下さい。 ●ドライブ、チップ、パットナショナル公式サイト:https://www.drivechipandputt.com/ ●マスターズサイト:2021 Drive, Chip and Putt National Finals results この二人は正式なお手伝い
ジャスティン・トーマスは? |
オーガスタナショナル女子アマチュアについては3月30日でも触れましたが、この大会で梶谷翼がプレーオフを制し優勝しました。 日本から出場のもう一人、上野 菜々子は19位タイでした。
オーガスタナショナル女子アマチュアの写真は ●公式サイト:https://www.anwagolf.com/index.html (Kajitani wins playoff, outlasts field to win ANWA、他) ●マスターズサイト:https://www.augusta.com/ (2021 Augusta National Women's Amateur Final Round Photos、他) などにたくさんあります。 ツイッター動画
タイガー・ウッズもツイッターに投稿
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参考:1位・2位の選手
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復帰2戦目となるANAインスピレーション初日を2アンダーとしたミシェル・ウィー。 クラブは継続してキャロウェイを使っていますが、2年前とはヘッドとシャフトが変わっています。 しかし、グリップはトーナメントでは珍しいゴルフプライドのCP2 ラップを引き続き使用。 ●2021年 ANAインスピレーション ●2019年春 |