ゴルフクラブに関する話・他 / 2019 Part 8
BMW選手権優勝でスコア的に有利な立場のジャスティン・トーマスでしたが、優勝は叶いませんでした。 驚いたのは、ツアー選手権でドライバーシャフトを変更していたことです。 ●BMW選手権 ●ツアー選手権 BMW選手権までは三菱ケミカルの「Diamana DF 60-TX」だったのが、ツアー選手権では同社の新製品「Diamana ZF 60-TX」に変わりました。 なお、このシャフトは9月発売になります。 ※関連記事 ●三菱ケミカル ホームページ内 「Diamana ZF SERIES」 https://www.mitsubishichemicalgolf.jp/product.php?cmd=dia_zf&lang=jp ●golfWRX New Mitsubishi Chemical ZF shaft in play at the Tour Championship
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先週のカナディアンパシフィック女子オープンでは最終日にスコアを伸ばせず13位タイに終わったパジャレー・アナナルカルン。(Pajaree Anannarukarn タイ出身のルーキー) 彼女のドライバーについては6/25記「KPMG全米女子プロゴルフ選手権出場者が使ったヨネックスとロマロのドライバー」で書きましたが、アイアンはフォーティーンの TC-920 でした。 また、この試合には12歳のジュニア Michelle Liu も出場していたのですが、残念ながら予選落ちでした。 18歳のルーキー、ヤーリミ・ノー(Yealimi Noh)も予選落ちです。 |
ツアーチャンピオンシップで優勝のロリー・マキロイ。 8月16日記「ロリー・マキロイ、今年のウェッジ(Hi-Toe から Milled Grind へ)」の中で、マキロイ使用クラブへのリンクを貼りました。 ※ロリー・マキロイ、BMW選手権使用クラブ (golfWRX) 改めてその中の写真に注目してみます。
いまさらですが、 M5ドライバーのライ角は日本製スタンダードで58度、アメリカ製は56度です。
テーラーメイドには日本語版のスリーブ調整方法もあるのですが、書き方が違って分かりにくくライ角やフェース角の数値がありません。 日本仕様:ロフト調整pdf ユーチューブの Michael Newton Golf 「How Does The TaylorMade M5 M6 Loft Sleeve Work?」内にライ角58度のチューニングガイドがありましたので、参考に載せておきます。
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今シーズン最後の戦いが始まりました。 運も味方に!
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キャロウェイの エピック フラッシュ サブゼロ ドライバー を使う選手は多く、日本の女子プロでは多くの選手がソール後方のウェイトを外しています。 (既報:5月13日「キャロウェイ EPIC FLASH SUB ZERO ドライバーを使う女子プロ、ソール後方のウェイトを外す人が多い」 フィル・ミケルソンは男性では珍しくウェイトを外しています。 ●BMW選手権
また、今年使用のドライバーを見ると、ローグ サブゼロ を使う試合もあります。
3月以降の写真で確認できる範囲では、上記2試合以外は エピック フラッシュ サブゼロ を使っています。 (3月時点でウェイトは付いていません) |
タイガー・ウッズはスイングを調整中との報道がありましたが、そのせいかドライバーのソールウェイト位置を今までとは逆の位置に変えています。 (今まではソール後方にウェイトを配置。ただし、試合毎に微妙に位置を変更) ●BMW選手権
●7月 全英オープン
●6月 USオープン
●6月 メモリアルトーナメント
●5月 全米プロゴルフ選手権
●4月 マスターズ
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今年マキロイが優勝した試合(3月 ザ・プレーヤーズ選手権、6月 RBCカナディアンオープン)で使っていたウェッジはテーラーメイド Hi-Toe
でした。 しかし、7月の全英オープンでは Milled Grind に変わっています。 今週のBMW選手権も Milled Grind です。 ●ロリー・マキロイ、BMW選手権使用クラブ (golfWRX)
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テーラーメイドのアメリカ版ホームページに新しいクラブが載りました。 主なクラブは ・P790 Irons 関連 ・Milled Grind 2 Wedges シリーズ ・TP Patina Collection シリーズ などです。
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ノーザントラストでは3日目に63を出し優勝も狙えたのですが、最終日にスコアを伸ばせず6位タイで終わった ブラント・スネデカー。 彼が使うグローブの色は毎日変わります。(時々4日間白の時もありますが・・・) グローブの色が分かる写真を幾つか紹介します。
ウィンダム選手権(8月頭)、WGCフェデックス セントジュード招待(7月末)は白。
また、選手とグローブの色で思い浮かぶのは青木 功の黒です。
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松山のパット練習動画です。
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ノーザントラストでの動画です。
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松山はウェインダム選手権でドライバーのソールウェイト位置を変更しましたが(8月3日記)、今週は元の位置に戻しています。 |
タイガーが全英オープンから使い始めたウェッジです。
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渋野選手がプロテスト合格直後と思われる動画があります。 GOLFNET Tv の「女子プロのおうち、行ってもイイですか? ルーキープロ 渋野日向子編」です。
この後の#4・#5は現時点では PREMIUM の有料となっています。 |
渋野選手のAIG全英女子オープンでの統計は以下の通りです。
日本での出場試合は8月4日時点で18試合。 色んな項目の統計を載せてみます。
※日本女子プロゴルフ協会より 余談: 渋野選手の明るさが評判になっていますが、当サイト内5月29日記「中京テレビ・ブリヂストンレディス最終日、最終組の1番ホールスタート直後」や、3月26日記「上田桃子、1W:エピックスター、FW:X-HOT PRO& 若手はカメラ慣れ」で書いたように、同世代選手は明るい選手が多いです。 とはいえ、渋野選手の明るさ、ファンサービスは群を抜いている感じです。 |
渋野 日向子さん、優勝おめでとうございます!
使用クラブ 1W:ピン G410 プラス 10.5度、シャフト:スピーダー エボリューションY 569、44.75インチ 硬さ SR 3W:ピン G410 フェアウェイウッドLST 14.5度、シャフト:スピーダー エボリューションY 569、硬さ SR 5W:ピン G410 フェアウェイウッド 17.5度、シャフト:スピーダー エボリューションY 569、硬さ SR ハイブリッド:ピンG410 (22度・26度)、シャフト:ダイヤモンド スピーダー HB-7、硬さ S アイアン:ピン i210 (5I〜PW)シャフト:MCI 80、硬さR ウェッジ:ピン グライド フォージド (52度・56度)、シャフト:KBS ツアー90、硬さ R パター:ピン シグマ 2 アンサ― ボール:タイトリスト Pro V1 ※ゴルフダイジェスト、GWRX より ※ハイブリッドのロフト角については、19度・22度の情報もあり 8/6追記 ドライバー:G410 PLUS(10.5度)(ロフト:-1度/フラット、ウェイト:STD) FW:G410 LST(#3 ロフト:STD/フラット)、G410(#5 ロフト:-1度/フラット) ハイブリッド:G410(19度 ロフト:STD/フラット)、(22度 ロフト:STD/STD) アイアン:i210(#5〜#9、PW) ウェッジ:GLIDE FORGED(52度/56度) パター:SIGMA2 ANSER(プラチナム仕上げ) ※Reginaより |
松山英樹はドライバーをテーラーメイド M5 にしてから、ソールウェイト位置はほとんど変えていませんでしたが、今週のウィンダム選手権ではウェイト位置を少し変えています。
一部報道で、この試合ではアイアンをスリクソン「Z-フォージドアイアン」(3月発売)に変更とありますが、残念ながらはっきり写っている写真がありません。 他 |
ドライバー探しが続いている小平ですが、7月のジョンディアクラシックとバーバゾル選手権ではタイトリストの「TS 2」「TS 3」を使っていました。 今週のウィンダム選手権では M6 を採用です。
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